今日も河合隼雄氏の講演からの言葉です。
「物事を固く見るのではなく、ぼーと見てみる。ぼーと生きてみると、見えてくるものがある。」というお話しでした。
○○さえなくなったら、（人生が）良くなるとか、○○が悪いとか考えることは、物事を固く見ていると表現されているところが、親近感を感じました。
最近は、「執着する」という言葉をよく耳にするような気がしていましたが、「執着」より「物事を固く見ている」といった表現の方が、小学生も含めて誰にでも理解しやすいと思いました。
1992.3.6「講演とシンポジウム 河合隼雄その多様な世界」（You Tube 2019.6.5 河合隼雄 現代人と心の問題）https://www.youtube.com/watch?v=OIjFxHoQlso&feature=emb_rel_end