今日も河合隼雄氏の講演から。
夜空の星をぼーと見ていると星座（コンステレーション）が見えてくるのと同じで、星座の在り方は人生のうちで変わる時があるという話でした。講演のなかで、星座は因果関係にたとえられていました。
東京ではあまり星は見えませんが、旅行先で星空を見上げたとき、つい星座を探すことに気持ちが向かっていました。夜空に浮かぶ無数の星の中のひとつの星が自分であり、星座の中に自分が入っていると考えながら眺めれば、哲学や心理学の神髄を感じ取れるような気がしてきました。
1992.3.6「講演とシンポジウム 河合隼雄その多様な世界」（You Tube 2019.6.5 河合隼雄 現代人と心の問題）https://www.youtube.com/watch?v=OIjFxHoQlso&feature=emb_rel_end