かんき出版、2016.12.5第1刷
「断捨離」提唱者のやましたひでこ氏とカウンセラーのおのころ心平氏との共著。
一つのキーワードに対して、「家の断捨離」の立場と「人の体調や人間関係」の立場の双方から書かれているエッセイ集です。共通キーワードは108で編集されていて、108は煩悩の数に合わせていると思われますが、家と人とで共通している点が多いことが分かります。1
たとえば、
・入れる(食べる)ことばかり熱心でも便秘になり、体調が悪くなる。物も購入するときは出ていく時まで考えてみよう。
・私たちは常に変化している。自分の身体も昨日と同じではない。
・家族だからこそ、適度に距離をとる。「バンダリー」心理的境界線をしっかり引く。
身近な物、日々の言葉に気を配り、快適に暮らしたいと思います。