柚子のキャリア・コンサルティングルーム

思考を変換する

本日(2020.11.7)、パソナグループ主催のオンラインセミナーに参加しました。

中村敦子氏(株式会社パソナ スタッフエンゲージメント室 シニアキャリアコーチ)の話の中で、キャリアを考える時に「思考を変換してみる」という説明がありました。

とても分かりやすい内容でしたので、ご紹介します。

人は「思考のクセ」があるので、それを変換して考えてみようというものです。

「思考のクセ」とは、【~ねばならない】や【~べきである】といった考え方です。それを【Yes(~にこしたことはない)】や【Will(~してみようかな)】に変換して考えてみましょうというものです。

例えば、「スキルを高めなければならない、資格も取るべきだ」という考えがあったとします。それをこのように変換します。

「スキルは高いにこしたことはないが、まずは興味の持てる分野から調べてみよう」

また、自発的に行動するために、

●仕事以外も含め、どんな人生を送りたいか(家族との時間、介護、余暇、レジャーの過ごし方など)

●どのように働けたらよいか(現状維持、スキルアップ、チャレンジ、プライベート優先)

を考え、変化の時代に対応しながら、自分の未来を創って欲しいと中村氏は結びました。

価値観が多様化し、情報も氾濫しています。

仕事も家庭も余暇もレジャーもと欲張りになってしまうと、それもストレスになったり、睡眠時間が減ったりしますので、ときどきは優先順位を振り返ってみることも大切です。

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