2020.10.8放送NHKの番組(あさイチ)、看護師で僧侶の玉置妙憂氏の話から。
大切な人との別れに向き合うとき、故人との思い出を誰かに話すことで、気持ちを前向きにできるということでした。
繰り返し自分の言葉で話すことで、自分と故人だけの“物語”が出来上がり、ポジティブな捉え方ができるようになるそうです。
さらに、話す相手がいなかったら、犬や猫、ぬいぐるみ、山や川でも良いというアドバイスがとても実践しやすいと思いました。
心理学の技法で、言いたいことがあっても言えなかった相手を想像して、空の椅子に向かって話すことで気持ちが整理されるというもの(エンプティ・チェア)があります。それにも似ていると思いました。
玉置氏の締めくくりの言葉「“話す”は“放す”つまり、話すことで悲しみを手放すのです。」が特に印象に残りました。
「話すことで、悩みを手放す」は、まさにカウンセリングです。
悲しいこと、辛いこと、困ったこと、があったら、カウンセラーと話しをして、その思いを軽くしてみましょう。
まずは気軽にカウンセラーと話しをしてみてください。