柚子のキャリア・コンサルティングルーム

自分史は一つではない

自分史を作るとき、誰に向けて書くのか、という思いが出て来るかもしれません。

ブログなどで広く発信する場合は、自分の知らない人も含め、多くの読者に向けたものになります。

それですと、登場人物がリアルに書けない場合もあります。第三者に気づかいをしていると、筆が止まってしまいます。

私は、まず自分自身に対して自分史を書くことをお薦めしています。誰に見せるわけでもない自分史です。

書いたりまとめたりしているうちに、「このところは子どもに伝えたい」「このようなことがあったと孫に話したい」という思いが出てくると思います。

そのときに、その部分だけを切り取って、子どもや孫向けに書き直すと、思考がすっきりすると思います。

最初から、日経新聞の「私の履歴書」や書籍の自叙伝のようなものを目指すと、挫折してしまいます。

それから、自分史は1回だけで完結するのではないと思います。

何度修正しても良いですし、いろいろな種類の自分史を作成するのも面白いと思います。

新型コロナウイルス感染者増加で、自宅にいる時間が増えた今、自分史作成に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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