2020.10.31と11.6のブログでは、『ビリギャル』の著者・坪田信貴氏のオンラインセミナーでの話を書きましたが、今回は、ビリギャルご本人・小林さやか氏のオンラインセミナーより。
小林さやか氏は、大学卒業後も学び続け、一度は社会人になったそうですが、今はアメリカの大学院留学のために英語を再度勉強しているとのことです。
高校2年生から猛勉強をして、現役で慶應義塾大学に合格した小林氏。1日15時間勉強したその原動力は何だったのでしょうか。
■ワクワクする目標を設定したこと。
「勉強しなさい!あなたのため」というのは全く意味がない。
小林氏は、「嵐の櫻井翔くんと同じ大学」というのが動機だったそうです。
■根拠のない自信をもつこと。
「やってみなきゃ わからないっしょ!」と力強く話をされてました。
■目標や夢を公言し、メンタルを高める。
公言すると、「自己成就予言」つまり、予言に沿ったことが実現できる可能性が高まる。
応援してくれる人がいる一方で、「そんなことは無理だ」という非難を受けることもある。そのような時に感じる憎しみをプラスの力に変える。
「人間の感情で一番強いのは憎しみである。」と坪田先生に言われ、「無理だ」と言われたお父さんを見返したい気持ちも大きな原動力になったそうです。
■モチベーションが下がる環境を避ける
ネガティブな言葉をかけ続けられると、成果が下がる。(ゴーレム効果)
受験生を持つ親は、我が子を心配するあまり、ネガティブな言葉ばかり発してしまいがちです。気をつけたいと思いました。
小林氏は、親と子は、Iメッセージのキャッチボールをして欲しいと話していました。
最後に、坪田先生が小林氏の弟さんにかけた言葉が印象的でした。
「神様が何でもかなう夢プラチナ・チケットをくれたら、そのチケットにあなたがしたいことを書けば、実力と環境、そして希望の結果をもたらしてくれる。そんなすごいチケットをもらったあなたは、そこになんて書きますか?」
何年かかっても良いから考えてごらん。
私たちは、すぐに自分に限界を作ってしまいがちです。
やりたいことをまず、想像・空想すること、そして、それを書き留めることで、勉強の見え方も違ってくるのだと思いました。