柚子のキャリア・コンサルティングルーム

映画『コンテイジョン』

『コンテイジョン』/Contagion、監督:スティーブン・ソダーバーグ、脚本:スコット・Z・バーンズ、出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、ローレンス・フィッシュバーン、マリオン・コティヤール 、ケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトロウ、ブライアン・クランストン 、ジェニファー・イーリー 、サナ・レイサン、2011年公開 アメリカ

2011年公開の映画『コンテイジョン』。今日の新型コロナウイスの感染を予見したかのような内容との評判でしたので、観ました。

映画のなかで、人々がスーパーで日用品を買い占めたり、ウイルスに効くと評判の薬を買うのに行列を作り、街中で暴動が起きるという様子が描かれていました。

公開当時のキャッチコピーは「【恐怖】は、ウイルスより早く感染する」だったとそうです。

公開当時にこの映画を観たとしたら、私は「これは映画の話だから、実際の感染症はSARS〈サーズ〉のような感じで、この映画ほどではない」と思ったのではないかと感じます。

しかし、今コロナ下で観ると、感染スピードは映画のウイルスほど速くはないですが、短期間で世界中に広がっています。

また、スーパーで日用品や食料品がなくなるなど、人々の行動も映画とよく似たところがあります。

映画の中で何度も出てくる“実効再生産数”の意味も、何も知らない10年前の私が観たら、すぐに理解するのは難しかったと思いますが、今はよく理解できした。

今回の新型コロナウイルス禍で失業された方、希望していた業界の求人がなくなり、どのように方向転換しようか考えている方もいらっしゃると思います。

映画と現実の世界を対比して考え、社会全体やコロナ下での仕事を客観的に分析することで、新しい仕事や社会の仕組みづくりのヒントがあると思いました。

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