2021.3.6日経新聞、「なやみのどびら」中園ミホ(回答者)の記事より。
転職を考えるとき、あるいは、「今の職場を辞めたい!」と思うとき、理由がたった一つということは少なく、複数の理由が重なっていることがほとんどです。
とはいうものの、さまざまな方とお話を伺っていく中で、共通してくるのは、必ず「職場の人間関係」が理由の一つに入っていると感じています。
職場の人全員と仲良くする必要はないのですが、必ず馬の合わない人は職場にいるものだと思います。
こちらが何も思っていなくても、先方が勝手に敵意を見せるようなこともあるでしょう。
そのようなときに、脚本家の中園ミホ氏は、次のようにアドバイスしています。
「また言いがかりをつけてきた」と思ったら、「どうか、あの人にいいことが起きますように」と祈るのです。
これは、善の循環となる言葉で、とても気持ちが明るくなりました。
人は得てして攻撃されると、その人がひどい目に遭えば「いい気味だ」と思いがちです。
それでは、改善はないのだとあらためて思いました。
今後は、苦手な相手ほど「どうかお幸せに」と願い、よりハッピーになることを心掛けたいですし、多くの人に広めたいと思いました。