柚子のキャリア・コンサルティングルーム

新型コロナと精神的不調

日経新聞(2021.1.4朝刊「Women’sトレンド」)より

2020年10月にネオマーケティング(東京・渋谷)が実施した新型コロナウイルスの感染拡大と精神的不調についての調査結果が掲載されていました。

コロナ下でメンタルヘルスの不調を感じていると答えた女性は53%と半数以上にのぼり、男性の40%を13ポイント上回る結果となっています。

調査対象は20歳以上の男女各500人。

不調の具体的な症状(複数回答)としては、「やる気がでない」(女性33%・男性15%)、「眠れない」19%・12%)というもので、どちらの症状も男性より女性の方が不調をより多くの人が訴えています。

会食や旅行が自粛生活で制限されるといった変化に対し、女性の方がストレスを感じる度合いが強いと日経新聞の記事では解説しています。

一般的に女性は男性に比べて、話しをすることによってストレスを発散すると言われているので、確かにコロナ下では女性のストレスは強くなっている可能性は高いと思います。

また、在宅勤務が増えると、通勤時間がなくなる一方で、食事の準備や家庭内の整理整頓などの家事全般が増え、女性の負担が増えているのではないかと考えられます。

食事をしないまでもオンラインで会話すればストレス発散になるかというと、私の友人の言葉ですが、「仕事でオンライン会議ばかりしているから、オンラインで話をするのは疲れる。」と言っています。

やはり、ストレス発散にはリアルでの会話が精神面では重要になっているようです。

現在、就活生に対してオンラインでのカウンセリングを行っていて、対面とほぼ変わりなく話をしていると思っていましたが、メンタルケアの部分では注意が必要だと思いました。

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