柚子のキャリア・コンサルティングルーム

自分史をつくって、自分の強みを知る

2019年9月に国家資格キャリアコンサルタント登録をした同時期に、自分史活用アドバイザーの認定も受けました。

自分史活用アドバイザーは、一般社団法人自分史活用推進協議会が認定する民間資格です。

『自分史』というと、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。自叙伝のような書籍でしょうか。あるいは、年表のようなものでしょうか。

私は、『自分史』は自己分析のツールであり、自分自身で作ることで自分の強みが分かったり、「頑張って来た自分」を感じるきっかけになると思っています。

ですから、特に本の原稿のような形式もあれば、写真中心にまとめた形式でも良いのです。生まれた時からきっちりと順を追う必要もなく、趣味のことに特化したテーマでまとめたものも自分史になります。

自由に自分自身を振り返ってもらうことが大切です。

自分史活用アドバイザーは次の6つの原則で自分史作成をお手伝いします。

【1】過去のできごと、感情を素直に「受け入れる」

【2】「自分史では過去は変えられる」と捉える

【3】振り返りは、「ポジティブ思考」で行う

【4】「点と点をつなげていく」という発想をもつこと

【5】「答えは必ず自分が持っている」と考えること

【6】「すべてのことに意味がある」と考えてみること

進路に迷ったとき、自分の強みを知りたいと思ったとき、退職をして時間の余裕ができたとき、一度自分史を作ってみませんか。

大人になってから、親のことを知るために、両親や祖父母の自分史を作る方もいらっしゃいます。

自分史を作成していく中で、これまであえて話をしていなかった昔のできごとを聞けるかもしれません。

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