柚子のキャリア・コンサルティングルーム

どうありたいか(Being)

スポーツドクター辻秀一氏のYou Tubeチャンネル「自由に生きるためにやってはいけないこと」など(2020.8.22、2020.9.12、2020.10.24)から。

辻秀一氏は、人生の質を高めようと活動をされている元 内科医です。

いくつかの「辻秀一フローマインドYou Tubeチャンネル」を見て、印象に残ったのは、

■いつでも、どこでも、どうありたいのか(Being)

旅行に行きたいとか、仕事で出世したいといったことは、結果や行動であって、不安定なもので、状況によって変わったり、終わってしまったりするものです。

辻氏は、このような結果や行動に対する“~したい”という気持ちを“認知的なもの”という表現を使っていました。

いつでも(たとえ病気で動けなくなっても)、どこでも(今の状況とは異なる所になっても)、「どうありたいのか」を明確にすることで、それがエネルギーの源になると辻氏は説いています。

この「どうありたいか」が、まさしく自分軸を持つことなのだと思います。

常日頃から「どうありたいか」を考えていたら、仮に職を失ったり、病気になって状況が変わっても、別の角度から行動することを模索できると思いました。

■機嫌の良いことの価値をたくさん書き出す

「機嫌良く」いることに越したことはないが、機嫌が良いことの「価値」を考えたことはありませんでした。

前向きに行動できたり、感謝の気持ちが持てたり、人に優しくできたりと良いことが浮かびます。

辻氏は、「それらのことを犠牲にしてまで不機嫌になって良いか」と問いかけます。

確かに、私の経験からも、いつもご機嫌でいる人よりも、急に不機嫌になる人の方が多かったような気がします。

幼少期ですが、私の父は、暑いというだけで不機嫌でしたし、不機嫌で過ごして周りの人に悪い影響を与えていることも気に留めていませんでした。

暑いだけで不機嫌になるのは、単なる我がままですが、職場でも忙しくなると不機嫌になる人はたくさんいました。

「機嫌よくしていよう」と思うより、「不機嫌による機会損失」を意識したいと思いました。

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