営利目的でなく、自費出版であっても、引用については引用ルールを守りましょう。
営利の出版物でないので、引用を明記しなくても良いと誤解している方は気を付けてください。
また、個人名を書かなくても、個人が特定される場合は、個人情報の対象となりますので、注意が必要です。
■引用箇所以外が主となること。
どこからか引用抜粋したものが主になるのではなく、引用は持論を展開するのに必要最小限だけにします。
■引用部分とオリジナル原稿部分を区別する。
書写のオリジナルの部分と、引用部分を識別できるように書きます。
書き方としては、カッコで囲む、字下げをする、書体を変えるなどの方法があります。
■引用元を明記する。
引用元は、本文中に入れても良いですし、注釈の形でいれる方法でも結構ですが、必ず明記します。
引用元を明記しない転載は、登用とみなされる場合がありますので、注意しましょう。
■公開の書作物であること。
未公開の書作物は利用できません。
未公開の書作物からの引用ですと、読者が確認することができません。
第三者が確認できる書作物から引用します。
参考資料:一般社団法人 自分史活用推進協議会「自分史活用アドバイザー認定講座テキスト」